依頼場所

宮城県仙台市青葉区

依頼内容

排水管の詰まり

作業時間

2時間

作業前の状況

お客様からの依頼でトイレの詰まりを自分で直そうとして調べたら排水管が詰まっていた、との連絡を受け現場に急行。
さっそく敷地内のマンホールを開けて確認すると汚水が流れずに溜まっていました。
複数あるマンホールを開けて水の流れを確認、どこが詰まっているのか調べます。

作業内容

お客様の話では数年前にも同じような事があったらしく調べた結果、詰まっているであろう部分はやはり以前にも詰まった部分でした。
場所を特定できたので作業を開始します。
高圧洗浄機で出口側から配管の洗浄をします。
少しずつ白い塊りが出てきます、これは排水に含まれる油脂(料理で使う油や石鹸などに含まれる油分、人間の皮脂)などが化学変化で固まったものです、天ぷら油から石鹸を作る実験と同じ原理で排水管を詰まらせる厄介な現象です。
通常は排水管から敷地外の下水管には勢いよく水が流れるので排水中の油分が固まることはないのですが流れの勢いが弱かったり傾斜の関係で水が溜まりやすい場所があるとこの塊が発生してしまうことがあります。
今回のお宅では排水管が古いコンクリート製だったので油分が不着しやすい状況だったようです。
一時間以上高圧洗浄機で洗浄しましたが細かい塊りだけでまだ大きな塊が出てきません。
棒を突っ込んでみたら手ごたえがあったので高圧洗浄しながらもう片手で塊りを引き抜こうと四苦八苦しながらようやく大きな塊がでてきました。
お客様には配管の傾斜の関係で詰まりやすくなっている事を説明して作業終了となりました。