水漏れ修理を自分で行い蛇口のトラブルを解決

蛇口水漏れ

こんばんは。まだまだ残暑があり暑いですね。

今日は普段生活をしている時に、思わぬ水のトラブルに見舞われた際に自分で水のトラブルを解決する方法を書いていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

蛇口からの水漏れを自分で解決するには?

皆さんも一度は経験があるかもしれませんが、自分や家族が使用している水道の蛇口から水漏れをしているという経験はありませんか?

その際に「放っておこう」「そのうち直るだろう」なんて軽く考えてしまう方が大半かもしれません。確かに水漏れは僅かであることが大半ですし、音もしなければ見た目に関しても悪影響が少ないと考えると思います。

しかしながら、水道代の事を考えてみてください。これが週単位や月単位。はたまた年単位となるとかなり大きな金額になります。

できれば大至急原因を突き止めて、低コストで直して今まで通り使いたいものですよね。

そこで自分で水漏れを解決していくにはどうしたらいいのでしょうか?詳しく書いていきましょう。

蛇口の作りを理解して解決していきましょう

先ず蛇口から水漏れをしているから自分で直すといっても、蛇口の作りや種類等が把握し切れていなければ直しようがありませんよね?

修理をする際にバラして原因を突き止めなくてはいけません。バラしてみないと交換する部品やら損傷している箇所が分からないからです。そして、部品を交換した後に元通りに設置するためにバラして部品と作りを把握する必要があるのです。

先ず主な蛇口の作りを書いていきます。

主に2種類の蛇口が市場に流通しており我々が日常的に使用しております。その主なものが、「ハンドルタイプ」と呼ばれるものと「レバータイプ」と呼ばれるものです。

「ハンドルタイプ」と呼ばれるものが比較的築年数が古い物件に使用されている事が多くあります。(築年数30年~50年ほどの物件が多いですね。)「ハンドルタイプ」の蛇口は構造がとても簡単であり、中々耐久性があるので壊れにくいという素晴らしい特徴を持っております。

また「ハンドルタイプ」はハンドルを回すことによってスピンドルが上昇します。スピンドルが上昇すると水栓コマが水圧によって開かれます。その空いたところに水が流れてくるというタイプになります。

次に「レバータイプ」と呼ばれる蛇口があります。このタイプの蛇口は比較的築年数が新しい物件に使用されている事が多いです。最近建てられる物件は殆どこのタイプの蛇口でしょう。

「レバータイプ」は何といっても上下左右で水の量から温度調節が可能なタイプです。主婦の方にとっては強い味方ですね。

また「レバータイプ」はバルブによって水の量や温度調節を行っています。作り的にはこちらタイプの方が作りがとても複雑です。

修理するには難易度が高くなります。

蛇口から水漏れを起こしている原因は?

いずれも蛇口から水漏れを起こしているということは正常ではないということです。そこで今まで通り正常に使用するには原因を突き止めなくてはいけません。

原因を突き止めるには、先ず蛇口を点検をすることが大切です。ゆっくりと蛇口を点検してみましょう!

「ハンドルタイプ」の蛇口からの水漏れはハンドルの下から水漏れを起こしていることがかなり多いです。そこで考えられる原因としては、スピンドル部分の部品の経年劣化や破損です。若しくはパッキンが破損していることが多いです。

ここで新しいスピンドル部品や新しいパッキンに交換することによって素早く水漏れを解決することができます。

次に「レバータイプ」の蛇口からの水漏れはレバーの下からの水漏れを起こすことが殆どです。考えられる原因としては、蛇口の内部のバルブカートリッジが経年劣化を起こして消耗及び破損していることが多いです。

この場合はバルブカートリッジを新品に交換することで素早く水漏れを解決して、今まで通り使用することが可能となります。

各種蛇口の修理方法

蛇口の種類によって修理方法は異なってきます。そこで「ハンドルタイプ」と「レバータイプ」の蛇口の修理方法を書いていきたいと思います。

その前に共通事項として把握しておいてほしいことがあります。それは修理の際に水が噴き出して修理に支障をきたさないように止水栓をしっかりと締めておいてください。

「ハンドルタイプ」の修理方法としては、先ずスパナとドライバーを用意してください。(ドン・キホーテやダイソーのものでも構いません。)そのスパナとドライバーを使って、ハンドル部分を取り外してください。

ハンドルを取り外したらスパナを使って、固定なってるナット類を取り外してください。この際に部品をなくさないように注意してください。

ナットを外したら用意した新品のスピンドルに交換をしてください。この新しい部品は近場のホームセンター等で入手することができます。

きちんとサイズを照らし合わせて、同じサイズと種類の部品を取り付けるようにしてください。

「レバータイプ」の修理方法としては、大体の場合ですがバルブカートリッジを新品に交換すること解決できることが殆どです。

先ずレバーのハンドルを取り外してください。プラスのネジで固定されておりますのでドライバーを使って取り外していきましょう。この際にネジをなくさないように注意してください。

次にカートリッジの押さえがあるはずですので、スパナで取り外してから劣化しているバルブカートリッジを外してください。

劣化しているバルブカートリッジを外したら、新品のバルブカートリッジを交換したら修理は終了となり、今まで通り正常に使用できるようになります。

注意してほしいのが型番を間違えずに把握して同じ型番を取り付けるようにしてください。

水漏れの確認

ここで修理が終了したら水漏れをおこしていないか確認してください。これは「ハンドルタイプ」であろうが「レバータイプ」の蛇口だろうが確認は絶対にしてください。

止水栓を抜いての確認となります。

上記の通りの手順で修理を行ってくだされば、基本的には直っております。

しかしながら、直っていない場合や状況が悪化している場合は弊社までご相談いただければと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?このように蛇口の作りを把握することによって、ご自身でも修理が可能だと理解していただけたと思います。

スパナやドライバーを揃える必要と、間違えのないサイズや型番を調べて慎重に修理をしていけば正常通り使用できるということです。

しかしながら、構造がどうしても分からないまたは複雑で直せないという場合は、弊社までご連絡いただければ幸いです。

放置しておくと水道代が高くなったり、蛇口の劣化を進行させてしまうだけですので、なるべく早く対処された方がよろしいかと思います。

きっとお力になれることをお約束いたします。